1. >
  2. >
  3. アイルランド

アイルランド

アイルランド留学にかかる費用

アイルランドは古代史を含む歴史に造詣の深い人が留学を希望する国の一つです。
休みの日に古城を訪れたり、先史時代の遺跡を見学するなど、悠久の時を感じながら学べるのが魅力です。

公用語はゲール語ですが、英語の方言でありニュージーランドやオーストラリア同様に英語圏なので、英語の語学留学先として人気があります。
日本人の少ない落ち着いた雰囲気のヨーロッパの街で学びたい人にとって、アイルランドは最適と言えます。

学生ビザと留学費用

学生ビザは一般的には渡航前に申請し取得する必要がありますが、日本国籍を持っていればアイルランドでは事前のビザの申請は必要ありません。
アイルランドで語学学校や大学、専門学校などで学ぶ場合は、入国審査時に必要書類を提示してパスポートに学生ビザのスタンプを貰うだけです。

留学の費用は、学校や滞在期間によって大きく異なりますが、語学留学の例でみると、平均して1ヶ月20万円、半年で100万円、一年で200万円を下限とします。
ただしこれらの費用には往復の航空運賃や諸雑費などは含まれません。

より低価格にするためには、自炊をし滞在費用を工夫して低く抑えることです。
アイルランドではワーキング・ホリデーが可能なので、50万円の銀行残高を英文で証明できれば良いので、ハードルはそれほど高くはありません。
また、ワーキング・ホリデーでもビザの申請料金は無料です。

滞在のスタイル

多くの国では学生寮かホームステイが主流ですが、アイルランドではシェアハウスが一般的です。
個室と相部屋がありますが、家賃相場は一か月6万円もあれば十分です。
相部屋の場合はもっと安価で、4万円前後とリーズナブルです。

ワーキング・ホリデーで仕事をすれば相殺で支出を低く抑える事が可能なのです。
アイルランドでアルバイトを探す場合、日本の様に求人サイトがあるわけではないので、働きたいお店に直接出向くのが仕事を見つける近道です。

ワーキング・ホリデーが困難な現状

しかしながら、日本人観光客の多い国であれば、ツアーガイドのアシスタントなどもあり得ますが、アイルランドではそもそも日本人観光客がそれほど多くないため、需要がありません。
また、ワーキング・ホリデーで一つの職場で働ける期間は3ヶ月となっていることも考慮しなければなりません。

良くある仕事は、レストランやスーパー、バーなどの店員や、ホテルの受付や客室の掃除などです。
英語力を必要とする仕事としては、コールセンターや営業の仕事もありますが、語学留学中の場合難しいでしょう。

何よりも、現在失業率の高いアイルランドで外国人がアルバイトと言え職探しをするのは極めて困難と言えます。
そのため、アイルランド国内や周辺国への旅行を希望する場合は、日本でできる限りお金を貯めてから渡航する事が無難です。