スペイン

スペイン留学手続きのポイント

スペイン語を母国語とする国の数は多く、スペイン語の語学留学希望者が多いのも当然の成り行きです。
そのため代行業者も多く、留学手続きをスムーズに行うとができます。

スペイン留学の場合90日学生ビザは必要ありません。
3ヶ月以上の滞在の場合、スペイン大使館にビザの申請をする必要があります。

ビザは91日以上180日以下滞在の短期ビザと、181日以上滞在の長期ビザがありますので、留学期間に合わせて取得します。
気を付けなければならないのは、スペインで滞在期間の延長ができないので、確認が必要です。

ビザの申請は直接出向く方法以外に、郵送とメールアドレス及び住所をFAXで送信する方法があります。
ビザ申請に必要な書類を提出する際、署名はパスポートと同じであることが必須です。
入国日を授業開始日に合わせることがポイントです。

留学にかかる費用の相場

スペインは比較的物価が安いので、工夫次第で生活費を節約する事ができます。
相場としては、1ヶ月20万円、半年で100万円、1年で200万円が費用の上限となります。

費用を左右するのは滞在費用です。
マドリッドやバルセロナの滞在費はやはり割高となるのは否めません。

ただし、スペイン南部の観光都市は比較亭安価で宿泊する事が可能です。
留学の目的によって滞在する都市が決まってくると言っても過言ではありません。

留学の目的と観光

スペインはヨーロッパの中での人気の観光地です。
見どころはスペイン全土に散らばっているため、ステイ先から近いところに観光スポットが見つかるはずです。

また、建築に興味がある場合はバルセロナ、フラメンコのレッスンを目的としているならばマドリッドがグラナダ、セビリャがステイ先としては最適です。
足を延ばしてポルトガルに観光するならば、ポルトガルとの国境付近にステイすることも選択肢の一つです。

スペインは17の自治州で成り立つ国で、地域によって公用語が異なります。
スペイン語留学が目的ならば、標準的なスペイン語であるカスティーリャ語を公用語とするエリアにステイすることが理想的ですが、ほとんどの地域でカスティーリャ語が使われているので滞在先の選択に不自由する事はありません。

スペイン語以外に、カタルーニャ語、バレンシア語、バスク語、ガリシア語、アラン語の公用語の他、アラゴン後やアストゥリアス・レオン語など地域特有の言語があります。
学びたい言語によって滞在先を選定すれば良いでしょう。

スペインでのワーホリ

ワーホリとはワーキング・ホリデーのことで、1年間働きながら様々な目的に合わせて滞在できる国際協定制度のことを言いますが、スペインはこの協定を締結していません。
失業率が高いスペインでは外国人に職場を提供する余裕はなく、働きながら滞在するのは至難の業と言えるのです。
スペイン留学の際は現地で働いて収入を得ることは考えず、日本で十分な資金を貯めてから渡航する事になります。