フランス

フランス留学の問題点

近年、フランスにおける同時多発テロ事件により、フランスへの渡航に対し外務省より注意喚起がされています。
それでもフランスは留学生受け入れ数は世界三位の実績があり、留学希望者は後を絶ちません。

フランスでのテロの背景には、フランク王国が十字軍遠征を行った際、アラブ諸国に対して行った残虐非道の歴史があります。
イスラム諸国においてイギリスに次いでフランスは批判の対象となっている上、移民政策により様々な人種が入国しやすいため、テロが起きやすい環境となっているのです。

また、フランスはヨーロッパにおいて唯一の社会主義国です。
とはいえ、生活する上で他のヨーロッパ諸国とそれほど大きくかけ離れていることはありません。
ただ、物価がやや高いため、生活費がかかることは考慮しなければなりません。

フランスで学ぶこと

フランス留学の目的は多岐に渡っています。
芸術、料理、スイーツ、ファッション、音楽など、華やかな文化が世界中を魅了しています。
パティシエを目指す製菓専門学校のカリキュラムとしてフランス留学が組み込まれていることもあり、フランスでの学習内容が大変重視されていることが伺えます。

また、フランス語は世界で最も美しい言語と言われていますが、習得すれが英語に次いで多くの国で通用します。
フランスは英語圏以外の国では留学生受け入れトップなのです。

フランス留学の目的と滞在期間によって留学費用は大きく異なりますが、良質の教育プログラムを提供しており、特に数学の分野では突出しています。
フランスの大学で学位を取れば、国際的にも高く評価される国家資格です。
あらゆる分野が海外留学生にも門戸が開かれており、教育においてフランスは世界的に貢献度が高い国と言えるのです。

Etudes en Franceが留学出願の窓口

Etudes en FranceというのはCEFに代わって、フランスの大学に留学を出願する際の応募窓口となるオンラインアプリの名前です。
必ずEtudes en Franceでアカウントを作成して申請しなければなりません。

長期学生ビザを申請する際には登録を義務付けられており、何か月前からでも手続ができます。
注意すべきは、旧システムのCEFでアカウントを持っている場合でも、新システムで登録し直してアカウントを取得することです。

留学費用の相場

学生ビザ申請時に必要な金額は、1ヶ月分の滞在費と、日本円で約40万円の銀行の残高です。
授業料は語学留学の場合、1週間3万円前後として3ヶ月で36万円程度です。
フランスの場合物価が高いので、食費を外食にした場合かなり料金が嵩むので、自炊をして生活費を抑えることが望ましいでしょう。

ワーキング・ホリデーを希望する場合、かなりのフランス語力が必要となり、語学力に自信がない場合仕事を見つける事はかなり困難です。
そのため、渡仏前に十分なお金を用意する必要があります。