移民政策の先進国
カナダはアメリカ以上に移民受け入れに積極的な国ですが、近年はISなどによる偽の移民を装ったテロが問題になっています。
移民受け入れ先進諸国も、受け入れプログラムの一部を規制したり、廃止したりしているのです。
現在カナダの社会問題の一つに高齢化があります。
日本と同様の問題を抱えるカナダですが、移民がその問題解決の可能性を秘めています。
カナダとしても今は暗中模索の状況であり、今後受け容れ体制に変化が生じる可能性はあるのです。
留学先として人気の理由
カナダが留学先として人気なのは、他の先進諸国に比べて生活費を低く抑える事ができる点にあります。
もちろん教育レベルの高さは言うに及ばず、治安の点でもアメリカや欧州諸国に比べても良いことは特筆すべきでしょう。
カナダは留学生にとって理想的な環境を提供していることも人気の理由です。
例えば高校留学した場合、カナダの大学に進学することも、卒業後就職する事も出来るため、就職を目的として留学するケースも多いのです。
様々な国からの移住者が多く、国際感覚を磨くには最適な環境と言えるのです。
学生ビザの申請
カナダに留学する場合、フルタイムと呼ばれるプログラムで半年以上の通学に関しては学生ビザの申請が必要です。
フルタイムのプログラムであるかどうかは、受け入れ先の学校が判断します。
実は、2015年の春にカナダ大使館でビザの申請が出来なくなったため、現在はインターネットで申請をするのが主流です。
手続費用はクレジットカードでの支払いとなるため、VISA、Master、AmericanExpressのクレジットカードが必要です。
ただし、本人のクレジットカードでなくても申請はできます。
16歳未満や家族が同行する場合はインターネットで申請できないため、在フィリピンのカナダ大使館に申請書を郵送する方法を取ります。
ただし申請から発行まで時間が掛かるので、余裕を持って処理をしなければなりません。
留学資金が十分かどうかも証明する必要があります。
そのため、銀行残高をカナダドルで英語表記のものを用意します。
一般的な学生ビザ申請手続き
手続にかかる時間を逆算して計画を立てる必要があります。
インターネット申請が出来ない場合は、申請から2ヶ月ほどかかる可能性があるため、受け入れ先の学校を決めて書類をそろえるためには、渡航半年前には手続を始める必要があります。
高い教育レベルとサポート体制
カナダが留学先として人気なのは、高い教育水準にあります。
教育カリキュラムも希望に合ったものを選択できるので、留学生にとって理想的な留学先です。
カナダのほとんどの高校では留学生を受け容れているため、留学生に対する対応も慣れています。
また、留学生をサポートするコーディネーターが学校だけでなく生活面での相談に応じてくれます。
カナダは留学生の受け入れ態勢が整っていることで、世界的にも高く評価されているのです。